おはようございます!高橋です!
何か身体がかったるいとき、動きが鈍いときに関節をぽきぽき鳴らすのが癖になっている方、
多いのではないでしょうか?
なんとなーくぽきぽき鳴ると身体がすっきりしますよね!!
そのポキポキ、原因はなんだか知っていますか??
たぶんみなさん分からないと思います。。
なぜなら1940年台に研究をされてから確実な原因が究明されていなかったから。
1940年代に英セント・トーマス病院の医師たちが研究した際は関節が急に引っ張られたりする事で関節内に気泡のような空洞ができるときに音がでるのでは?と仮説されました。
その後1970年台に(最初の研究から20年以上経って!?)英リーズ大学の研究者では関節の中にあった空気が素早くはじけることで音が鳴るのでは?と別の結論にたどり着きました。
が決定的な証拠はなく仮説の状態で今まで原因は不明でした。
そして最近になってカナダの研究グループによって関節MRIを撮りながらの実験がなされた結果、急激に関節を引っ張ると関節の中の圧力が下がり気泡が発生し、それがある一定の所まで来ると下がった圧力を戻そうとして気泡が隙間に流れ込み圧が戻る瞬間にぽきっと音が鳴るという映像をとることに成功しました。
気泡が出来る事自体は半世紀以上も前に分かっていたのに本当の原因が分かるまでこんなにかかるとは。。。
研究するひとがあまりいなかったのか研究の有意性があまりなかったのか。。。
ただ関節の健康度の指標に今後役立てられるかも!とのことなのでさらに研究成果を有意義なものにしてほしいですね!
自分達も治療をしているときにポキポキ関節を鳴らす場合もありますし!
まだまだ身体の中に分からない事が多いから日々勉強、日々研究ですね!!
では今日も一日ひだまりは元気に診療します!!